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2008.01.16更新
行ってきました野沢温泉の道祖神祭り。
2.3年前にこの祭りの存在を知り、(とにかく凄いんだよと言われていた。)
是非行ってみたいと思っていたのですが、ようやく行くことができました。
段取りなど全くわからずに体当たりしすぎて、もみくちゃかつ
火の粉をかけられまく場所で火の恐怖と群衆の恐怖におびえながら、
戦う男達を見守ってきました。

初灯籠
前年に長男が誕生した家が子供の成長を祈って奉納する灯籠。
一番下の部分には書き初めがたくさん下げられている。

社殿を守る厄年の男達
下は25歳の厄年男、上は42歳の厄年男
上の人たちはちょっと余裕。
下の人たちはべろべろに酔っぱらいつつ、ぴりぴりしながら終始何か叫んでいた。
「火ぃーもってこいっ!」とか、祭りの歌らしき歌とかを。

午後8時頃、花火が打ち上げれられてそれが終わると同時に太鼓が始まる。

火付けが始まる。
はじめは、大人のえらいひと?、次に子供達、その次に村の大人達が
社殿から少し離れた火元からたいまつに火を移して、25歳厄年男に攻撃していく。
外から来た人たちは消防団の人たちに整理されつつ、それでもじゃまだと
(危険な地帯にいると)火であぶられてどかされながら見ている。
あぶりおしくらまんじゅう!「燃えてるー!」とか悲鳴も聞こえたりして
写真を撮るどころじゃない。
なぜか外国人が凄い興奮して整理用のロープから平気ではみ出したりしていた。
それを見つけた村の人たちが
「ジャパニーズルール!ノザワオンリー!アイセイ!ノウッ!!」と
火を振りかざしてものすごい剣幕で言うと、その外国人が
「スイマセン、スイマセン、ゴメンナサイ」「・・・オサケチョウダイ?」
とか言っていたのでちょっとおもしろかった。しかもお酒をもらっていた。

ちよっとわかりづらいですが、戦った25歳男達
やけどとすすで真っ黒。感極まって泣きながら、
燃やすなよー!と言っている人もいたらしい。
神様の火だからやけどは3日で治るんだって。(ほんとかな)

1時間くらいでお互い終わりにして社殿に火がはいる。
後は、火事。全部燃えていた。

燃える社殿を見守る人々。
始まる前の25歳厄年男達は、酔っぱらってそこら辺にいるふつうの若者達のように
思えたけど、そこまでやるか!というくらい戦った彼らは
戦い抜いたものにしか得られない何かを確かに手に入れていた。
ここまでしてやっと”野沢の男”になるのですね。
東京で生まれ育った私はあまり経験してこなかったけれど
地域の中のつながりや絆はこういう風にできていくのだと知った。
そもそもこんなこと一緒に経験したら、一生の仲間ですよ!
こういう決められた激しい試練がある人生って自分には考えられないけど、
ドラマチックでいいもんだと思った。
natsumi
野沢には村の歴史がある。古くからの暮らしが息づいている。現れの一つにこの祭りがある。
毎シーズン、私にスキーシーズンチケットを買って通わせる原点はこれだと思う。
良いお祭りですね~~!
投稿者: かもしか岡さん | 2009年01月25日 18:12