N[エヌ]発行のオンラインマガジン|N-gene[エヌジン]
制作・編集/ナノグラフィカ
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2008.07.31更新
7月25日〜27日の三日間にわたって
「Buddha Road Peace Walk to ZENKOJI」
が開催されました。
「一人ひとりの心に宿るブッダを見つける、
善光寺へ向かうピースウォーク。」
と銘打っているように、
善光寺表参道(中央通り)を中心に
10以上の催しをめぐる回遊型のイベントでした。
キーワードはずばり「チベット」そして「善光寺」なのかな・・・。
チベットに関する写真展や講演会、キャンドルナイト、
絵解き、コンサートなどが行われました。

どの会場でも見ることができたシンボル的な旗。
お経がかいてあり、チベットでは
「風がお経を読む」と言われているのだそうです。

チベットの風景。空。雲。光。
町。人。祈り。
飯島俊哲(写真)+岡澤慶澄(文)による
「チベットへの旅 青年僧、一人旅聞き書き」
(荻原書店 朝陽館ギャラリー蔵で開催)
二人とも現役?のお坊さまです。
「観世音」というのは「世の中の音を観る」ということなのだ
というような言葉があって、妙に納得してしまいました。

「チベットサポートTシャツ展」
(創本舎ブックギャラリーで開催)
トイーゴのセブンイレブンのむかいあたりにある小さなスペース。
昔は薬問屋?を営んでいたと聞きました。
間口がせまく、奥にずずっと長い建物。
奥は事務所になっていて普段はオープンしていないらしい。
廊下にTシャツがはためいていました。

「創本舎ブックギャラリー」(っていうかこういう名前だったのか!)には
こんな長野の本もおいてありました。
これは伝説の「信州風土記」シリーズ。
信州の取り上げるべき人物を紹介したもので
「銀河書房」というアツイ出版社(今はない)が発行したもの。
ずいぶん前のものとはいえ、
私はこれをつくった、またはつくろうと思った
出版人たちの心粋と情熱に対して
本当に、尊敬の気持ちを覚えます。

「チベットカフェー・おじぞうさまとご一緒に」
(地蔵庵にて)
バター茶やひとくちおやき、お漬け物が用意されていました。
BGMはお経。
散歩の途中に一休みできるお寺カフェになっていました。
「あんじょさん」がまもっていた地蔵庵。
今は「あんじょさん」が不在の状態でしたが
美人で感じのいい、韓国の女性が迎えてくれました。
普段は、このお堂をお掃除したりしているそうです。
お寺業界?って、
平和とか人類平等とかそういうことを大切にしている反面、
しきたりや伝統も大切にしていそうだから
難しいこともいろいろあると思うんだけど
日本人以外の人をさりげなく入れていて
地蔵庵は素晴らしいなあと思いました。
ちなみに今、地蔵庵は松代の梅翁院が管理されているようです。
この韓国の女性は「あんじょさん」になりたいんだそうです。
日本人の女性である私はその言葉にすごく未来を感じました。
これも日本人的なのかな・・・。

地蔵庵にて出店?していた「ハレ屋」さん。
最近、イベントで「おむすびを売る」活動をはじめたとか。
なかなかうまかったです。
この鈴木モモさんという女性は、
世界でひとつしかない楽器(糸電話みたいなことを言ってた)の演奏者で、
演奏できる人は日本で5人ぐらい(モモさんの仲間)しかいないんだって。
詳しくは長くなるので書かないですが、いつか生演奏を聞いてみたいです。

「ダライ・ラマ〜他者と共に生きる〜」
田崎國彦講演会
(西方寺にて)
ダライ・ラマの訳書などで知られる
東洋大学東洋学研究所客員研究員の田崎氏の講演会。
写真をごらんになればわかると思いますが、まさに「寺子屋」。
講演会というより、大学の授業がここに出張してきた、という雰囲気でした。
真剣に聞いてらっしゃる方も多かったですが
いい風がふいてきて気候がよかったので私は居眠りしてしまいました。
「チベットかあ。」
とぼんやり思った週末の午後でした。
(高井綾子)
2008.07.26更新

貴方は長野電鉄2000系を知っていますか?
あ、予め断って起きますが、僕は鉄道マニアではありません。
なので、マニアの方にとっては「そんな当たり前の事で喜ぶな!」
とか、「この常識知らずが!」というような話を書いてしまう
かもしれませんが、非マニアなりに2000系を愛している、
愛にはいろんな形があるのだ…というようなことで
どうかご容赦くださいね。
そう、私は鉄道マニアではありませんが、n-geneでさせて頂いている
連載「街並み日記」を見てもらってもわかるように、
古い街並みや路地、昔ながらの家屋に滅法弱いんです。
おかげで毎月作っている写真集「街並み」も、
「21世紀初頭現在の長野の街並みを正確に記録する」というよりは
「その街にある古い家とか廃屋を格好良く撮りたい」
的な方向に偏ってしまっているんですね。
そういう私が愛してしまった電車が長野電鉄の2000系という車両なんです。
まあ、簡単に言うと自分にとっての2000系は
「動く長野の古路地」といいますか(なんか余計マニアさんにしかられそうだな)、
「生きた昭和の街並み」…とでも言いたくなるような車両なんですね。
この車両が導入されたのは、今を遡ること50年近く前!の1950年代。
半世紀近くも長野の街をガタゴト走ってきたことになります。
例えば自動車で考えるなら、50年前のモデルなんてクラシックカーと
言っても差し支えないじゃないですか。動いているだけでも凄いことです。
これが住宅であっても、1950年代に建てられたとなるとかなり年季が
入った古い家になってます。2000系は今まで幾度かの改修を経ては
いるけど、基本的に同じ顔のまま長野の街を走り続け、今も現役だという点が凄いんです。
しかも今の目で見てもデザインが全然古くなくて、「いかにもクラシックトレイン」
といった雰囲気ではありません。街並みで言うなら…昔は新しかったけど
今歩くと恥ずかしいショッピングモール…とかではなくて、
当時も今も上品さを失っていないスッキリした和住宅…なんてイメージかな。
(建築だと今も昔も格好いいデッサウのバウハウスを思い出す…
なんていうと飛躍ですね。スミマセン。)
さすがに電車というのは消耗が激しかったり、電気系統で入手できなくなった
部品があるとかで、建築物のように直しながら延々と使い続けるというわけにはいきません。
数年後には引退が決まっているんですけど、ここ数年で就役当時のカラーリングに
塗り直したりで、ますます注目度がアップしているらしいんですね。

↑村山橋付近を行く2000系。(あ、大正15年に架けられてまもなく取り壊される村山橋についても色々と書きたい事があるのですが…今回は略。)
…おっと…他にも2000系の特徴やら見所は沢山あるのだけれど、
今後も何度か書こうと思っているので今回はこれくらいにして…
Nゲージ(鉄道模型)の話です。
数年前までは2000系のNゲージは一つも存在していなかったため
名鉄あたりの似た車両から苦労して改造するしかなかったのですが、
ここ数年で各社から製品化されて、模型界でも密かな盛り上がりを
見せているようなのです。
今日はそういった長野電鉄2000系のNゲージを中心に、
ナガデンのNゲージを作りまくっているブログを紹介したいと
思います。タイトルは単刀直入に「長野電鉄 Nゲージ」。
運営している人は地元に住んでいるらしく、資料が必要になると
「ちょっと須坂まで実車の写真を撮りに行ってきた」などと
やたらとフットワークが軽いのも(しかも写真が上手い)面白いです。
一般人にはマニアックすぎるかもしれませんが、
マニアの世界をコッソリ覗いてみてはいかがでしょうか…?
「長野電鉄 Nゲージ」
http://shinshu.fm/MHz/46.04/
http://www.geocities.jp/nagaden_2000/
※長野電鉄2000系@wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/長野電鉄2000系電車
(文:清水隆史)
2008.07.21更新
7月6日から約2週間にわたって
「第7回 まつしろ現代美術フェスティバル」が開催されました。
個人的には「まつしろ=観光地」みたいなイメージがあって
最初はおでかけ気分で行ったのですが、
帰る時はズシーンとかドキューンって打ちのめされてしまいました。
滞在時間は約3時間。
「出たよ〜」「でかっ!」「なんかエロいなあ」「気持ち悪いよ〜」とか
ぶつぶつ言いながら文武学校に展示されている作品を一通り見た後、
キム・ミヤのコンテンポラリー・ダンスを見ました。
ダンスを見終わった後の気持ちは「スカッとしたぜ〜!」でした。
写真でレポートします。

「羽根プロジェクト2008H-0045」 木村仁
このフェスティバルの言い出しっぺであり、
全体をまとめている人物。
フェスティバルが存在する理由はこの人にあると思われます。
この空間全体を作り出しているマグマのようなエネルギー。

「水根・熊野川」 戸谷成雄
でかい・・・そして、なんか気持ち悪い・・・。
試しに近寄ってみてると・・・

生きているみたい・・・そしてやっぱり気持ち悪い。
これを全部彫ったのかと思うと
単純にものすごいパワーだとあっけにとられます。

「神の宿る場所」 角居康宏(写真手前、立体)
「水根Ⅱ・スワ」 戸谷成雄(写真奥、平面)
床板からニョキッと生えているかのような金属のオブジェ。
基本は(っていうか素材は)メタリックなのに
樹木のような有機的なオーラを感じた不思議な物体。

「existence」 花井裕一郎
「ないのにある」=
「存在そのものは目に見ることが出来ないが、そこにはエネルギーが存在する」
というのが作家のコンセプト。
モニターとモニターの間に存在する空間に
何かが生じている・・・ということまで確認できました。
ムクムクっとアイデアが生まれそうな気持ちになりました。

「パスカルの庭08-松代」 坂口寛敏
弓術場の床に登場したのは「竹槍」のインスタレーション。

枯れたバラがくくりつけられています。

竹槍の「先っぽ」。結構鋭いんですね。
私は「竹槍」というものをはじめて見ました。
それだけで、充分ショーゲキです。

Abnormal systemの酒井さんとお客さんの図。
作品のはじまりに出て来たメッセージがよかった。
平和なイメージがふわーっと膨らんで、
これを書いている今もまだ余韻があります。
「人類がいなくなった後、
アスファルトを覆うのは
一面のクローバーだと言われています」
みたいなことが書いてありました。
誰の言葉なのかは、わかりませんでした。

「ホット ホットA」 白川昌生
ふすまや駕篭にピンクの光があたって色っぽい雰囲気。
「殿〜っ」みたいな下品な想像をしつつ奥をのぞいてみると・・・
散乱するドッグフードの上に地球のオブジェ。
不覚・・・。目が覚めました。

キム・ミヤ
人間の体ってこんな風に動くんだー。
自分の範囲では思いも寄らなかった体の動き。
わー、人間って自由なんだー
と、開放されていきました。
思いっきり走ったり飛んだり
触ったり曲げたりバランスをとったり・・・
見ているだけで肩こりが治りそうな気さえする。

最後に「愛」「ラブ」という言葉も浮かんできました。
文武学校で作品を見ながら
「平和」とか感じた方がいいのかなーって思いつつ
自分がメッセージとして受け取ったことは
「世界との出会いを、一秒きざみで最大限に楽しめ!」
ってことでした。
きっとこれも「平和」に通じてることを願って・・・
(高井綾子)
2008.07.16更新
7月7日から7月20日まで、長野駅前のFree Cloudという家具屋さん内の
ギャラリー「your style」で岡沢さやかさんの個展をやっています。
「your style」は去年の5月頃にできたギャラリーです。
コンクリートの床に白い壁のみの「四角い空間」で、作品と自分が1対1で対面できる
所だなあ、と思います。
以下、展示の様子。
最初に見たときに、いろんな人に見てもらいたいけど、写真にとって紹介してしまうのはもったいない
(どんな展示かわからないで来てもらったほうがいいんじゃないか)
と思ったのですが、作家さんに、写真で見るのと実際に見るのは別の事だから
といってもらえたのでここに紹介します。




ガラスの器は、前田一郎さんの作品。
くねくねとゆがみ、ゆるゆるとかたちづくる器は、岡沢さやかさんが
前田さんのお家から直接選んできたそうです。
結果的に「“こういうの作って”って注文もらっても、同じようにはできないから」
と前田さん的チョイスからもれていた器ばかりを選んできてしまったらしくて、
どれも不思議にぐねぐねしていました。
(かたちや大きさから用途が簡単には決められない感じ・・・)



帰る頃、ばらばらに入っていた写真が岡沢さんの息子、育(はぐ)くんにより
ひとまとめに・・・。

2時間くらい会場でゆっくり(はぐくんのアートパフォーマンス観覧など)していたのですが、
最終的にわたしは漠然と悲しくなってしまいました。
常に自分に内在するけれど普段表には出てこない悲しさ、
それが作者の意図に寄り添う種類の感情ではなく
自分自身の感情であるような気がして、
なにか具体的なものを連想させるのではなく、自分(観る人)の内面を
投影してしまう作品展なのかもなあと、おもいました。
だから個人個人この空間で感じる事はちがうのだと思います。
だからいろんな人がいろんな事を感じられる可能性のある展示だと思います。
ぜひ行ってみてください。

ロビー(のようなところ)からみえる空。

お店の外観。
ギャラリー「your style」
「岡沢さやか展」7/7~7/20
11:00~20:00
入場料:無料 販売可(要相談)
380-0824 長野県長野市南石堂町1317
tel026-225-1230
fax026-225-1270
岡沢さやか
1980年 山梨に生まれる。
1999年 信州大学に入学と同時に長野に住む。
2005年 長野市朝陽館ギャラリー「蔵」にて個展。
2007年 長野市ギャラリーyour styleにて個展。
前田一郎 【ガラス(販売可)】
1954年 鳥取県生まれ
1984年 長野市郊外の金鉢工場、難波硝子製作所でガラスに手を染める。
1986年 現在地に小さなガラス炉を築く。以来、おいしく水や酒が飲めるように、たくさんのコップを作る。
(写真、文、おおさわなつみ)
2008.07.13更新

いつもの学校の風景。夏休みの二日間だけ美術館に変身します。
8月11日(月)〜12日(火)、長野市内の4校で「ながのアートプロジェクト2008〜学校を美術館にしよう」というアートイベントが開催されます。会場となるのは、長野市立川中島中学校、長野市立信更中学校、長野市立吉田小学校、長野市立櫻ケ岡中学校。現在、各学校で準備が進められています。一体どんな取り組みがされているのか?このプロジェクトの実行委員長こと中平先生率いる櫻ケ岡中学校の教室をのぞいてきました。

櫻ケ岡中学校のテーマは「幸せ」。3年選択美術33名の生徒が11人の作家とチームを組んで制作しています。写真は、段ボールを使って作品をつくる本濃研太(ほんのうげんた/彫刻家)チームの作戦ノート。東京タワー、富士山、自由の女神、ピラミッド、スフィンクス…の文字が見えます。男子に聞いてみると「世界の文化遺産のようなものを集めてみた。凱旋門をつくってこれを全部くっつけてひとつの作品にする」とのこと。単純になんかワクワクしてきます!

はい、これが制作の様子。段ボールと格闘しています。本濃さんと4人の男子生徒たち。

すこ〜しずつ形が現れてきました。これはスフィンクスの顔の部分。段ボールは最初にぐるぐる丸めてやわらかい質感にした後、切り込みを入れたりガムテームで固定したりして、すこしずつ立体にするらしい(スフィンクスの顔の右にあるまるいパーツをいくつも組み合わせていく)。本濃さんの手つきを見た時「この人は段ボールというものを分かっている!」と感じました。

で、こちらは結城愛(ゆうきあい/映像作家)チーム。写真映像と音楽を組み合わせた作品を制作。校内などで身近なものを撮影した写真と好きなアーティストの曲にオリジナルの歌詞をつけて3人でレコーディングしたサントラ(っていうのかな)で構成しました。なかなか素敵な映像作品が出来上がっていました。櫻ケ岡中学校のプロモーションビデオとして使えるんじゃないか?って思いました。ちなみに3人は腹の底から楽しんでいる様子で、「つくるよろこび」を確実に自分のものにしているなあ、と思いました。

こちらは宮澤真(みやざわまこと/美術家)チーム。なんか・・・居残りですか?って思わせるぐらい地味〜な制作の様子。宮澤さん含め3人でひたすら紙ヒコーキを折っています。「学校のテストとかプリントを折って紙ヒコーキにするんです」と宮澤さん。なんかノスタルジーじゃないですか?ちなみにキーワードは「Free」ってことらしい・・・「ただの」紙を使ってつくった紙ヒコーキ、「自由」なイメージの紙ヒコーキということで、二つの意味をかけたコンセプチュアルな作品となっております。

紙ヒコーキを折る実行委員長と青木くん。どんな風に展示するかは会場でのお楽しみ

「とにかく今の俺たちにとって一番大事なのは何だ?」「でかいこと!」。毎回、世界地図を真ん中に置いて、男同士の作戦会議が行われている頭脳系(これは個人的解釈)長谷川清(はせがわきよし/美術家)チーム。なにやらスズランテープで地球をつくるんだそうです。作品の大きさは280メートルとか言ってたな・・・。

6月21日(土)櫻ケ岡中学校で「メディア向け記者発表会」が行われた時の様子。
記者発表会での様子。各学校の担当の先生と生徒の代表者が自分たちの活動や作品についてプロジェクターを使って5分ほどの説明を行った後、全員そろって写真を撮りました。
会場になる4校に加え、篠ノ井西中学校も参加(川中島中に展示)。さらに10月には千曲市立戸倉上山田中学校にて「メガとがび2008」を開催。「ながのアートプロジェクト2008」出品作品数点や上田西高等学校、丸子修学館高等学校の高校生の作品も展示します。

ここには書ききれなかったのですが、ほかの学校でも制作は着々と進んでいます。授業の様子を見ていて、個人的にはとても参考になりました。「そうか〜でっかい絵はこう描くんだな」とか「木炭っておもしろいかも」とか「定規ではからない方がうまくいくこともあるかも」とか。ちなみに写真は信更中学校でのひとこま。学校のシンボルマーク「すずらん」をコラージュしようとしているところ。センスを感じます。
夏休みに学校に行くだけでも新鮮な気持ちになれそうな、展覧会です。そして、ながののアートシーン的にも重要な出来事のように感じます。
(高井綾子)
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「ながのアートプロジェクト2008〜学校を美術館にしよう」
開催日:8月11日(月)〜12日(火)
開催場所:長野市立川中島中学校、長野市立信更中学校、長野市立吉田小学校、長野市立櫻ケ岡中学校、千曲市立戸倉上山田中学校(戸倉上山田中のみ10月12日の開催)
共催:長野県美術教育研究会
特別協賛:アサヒビール株式会社
助成:アサヒビール芸術文化財団、長野市芸術文化振興事業助成金
協賛:長野市教育委員会、長野県信濃美術館・東山魁夷館、七瀬通り商店会、長野市リサイクルプラザ(リフレッシュプラザ)ほか
問い合わせ:
長野市立櫻ケ岡中学校 中平千尋(Nプロジェクト実行委員長)〒381-0034 長野市高田912 TEL026-226-3709 メールpikapika@avis.ne.jp
http://www.gakko-bijutsukan.com/
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2008.07.08更新
長野市の日和ギャラリーでやっているナナットの展示をみてきました。
今回の展示は6/30〜8/3までの間ナナットのメンバーが一週間づつ順番に、エヌジンでも連載していた「1art」の個展をしていくという企画と、善光寺のそばにある「三河屋」という傘やさんとのコラボレーション展で「日傘展2008」を同時にやっています。
nana't=
中沢定幸(n)、相澤徳行(a)、ながはり朱実(n)、アオキタカエ(a)、轟久志(t)ということで第一週目はリーダー中沢定幸さんの「こてん」。

こんな感じで中沢さんの“ヘンキャラ”だらけの展示です。

その名(?)も「HENKYALAND」
ちなみにヘンキャラとは中沢氏が考え出すオヤジギャグ的な不思議生命体
(15年にわたり生み出し続けているとか?!)
個人的に
トラ! トラ! トラ!

「種族/戦闘族 レベル/★★★★★★★★★★★★
攻撃力/500000 守備力/50000
怖い。こいつらににらまれたら一気に攻撃されてしまう。要注意!!」とか
イカス!!

「種族/プレイ族 レベル/★★★★★★★
攻撃力/10000 守備力/10000
10本の足によるエロエロ攻撃により、すべての敵を満足させながら倒してしまう。敵もやられながら最高の幸せを感じている。」
とかびっくりマーク系の無理矢理感がすきです。
エヌジンの1artではこいつらが動くところがみれます。
そんなヘンキャラ達をうまいことデザインして、ヘンキャラグッズや、
ヘンキャラ遊具、ヘンキャラパッケージなど、思いつく限りのことをしてみた
という展示で、とうとう自分モチーフのヘンキャラを祀る神社までつくってしまった!



びっくり変態人間(ほめています)なリーダーの展示でした。

オリジナル日傘展も同時開催。
5人それぞれの個性がにじみ出る日傘達です。

次は(開催中)相澤さんの「SOZAI」というタイトルの展示です。
お見逃し無く。
日和ギャラリーの1Fはパン屋さんなので散歩&買い物ついでに
寄っていくのもいいかも。
日和ギャラリー
長野市西後町リブロ表参道BAKERY'S STREET&CAFE 2F
026-232-0269
11時〜17時
(写真、文 おおさわなつみ)
2008.07.08更新
n-geneだけでなくN-SNS全体のデザインを担当しているデザイナーはハラヒロシさんという人で、長野県内を中心に、全国規模の仕事も含めて様々な場で活躍している人なんですよ。
今回、そのハラさんが初めての出版物を出されたので、それについて報告したいと思います。
タイトルは「クリエイターのための3行レシピ・ポストカードデザイン」。アオリ文句は「パパっと手早く、プロの味!」で、何となく料理本のようですが…要するに格好いいポストカードをデザインするための必勝パターンを3行にまとめてわかりやすく解説したというもの。
デザインの定番ソフトである「illustrator」とか「Phtoshop」のちょっと面白い使い方から、ポストカードのサイズや印刷所にデータを渡すときの注意点などを総合的に学びつつ、詰め込まれた様々なアイデアをパクる事ができる「ネタ帳」的な要素も持っていて、とても「使える」感じです。
つまりこの本はポストカードデザイン解説という点において普遍的で、幅広い読者を想定した内容なのです。ハラさんはずっと長野市に住んでいる人ですが、これは特に長野カルチャーだとか地域文化とは何の関係もない本だと言ってしまっていいでしょう。
しかし、読んでいて奇妙な落ち着きを感じるというか、本の隅々から親しみやすい何かが滲み出ているのを感じるんですよ。一体何故だ?と考えてみたところ…理由は単純で、ハラさんがN全体を統括するディレクターだからなんですね。Nはハラさんにとって初めてのSNSデザインであり、n-geneは初めてのwebマガジンデザインだから、はじめて上梓した本である「3行レシピ・ポストカードデザイン」は、Nとは兄弟のような存在なのかもしれません。Nのユーザーにとっては馴染みやすく、なんとなく落ち着く本なんじゃないかな?と思います。
って、別にこの本を宣伝する気はないのですが…
一応書いておきますと
翔泳社という会社から出ていて、値段は税抜き1300円です。
amazoneにも出ていますね。
興味がある人は、ぜひチェックしてみて下さい。
(文・清水隆史)