N[エヌ]発行のオンラインマガジン|N-gene[エヌジン]
制作・編集/ナノグラフィカ
« 夏の御牧ヶ原、読書の森 | N NEWS & REPORTトップへ | まつもと街なか大道芸 »

2009.08.23更新

夏の軽井沢。
街角、駅前、森の中を抜ける道、別荘地、長い休日をすごす人たちであふれています。夏のあいだ、軽井沢はとても賑やかです。昔よりは通年型になっているという軽井沢ですが、それでもやっぱり夏は別もの。それも、単に賑やかになっているのではありません。一日か二日そこを訪れた観光客とも軽井沢にずっと住んでいる人たちとも違う、避暑地に長期滞在している人たちの佇まいが、軽井沢の街に独特な雰囲気を作り出しています。
そんな夏の軽井沢で、今年もnana*t が企画展を開催。
早速、開催初日に行って来ました。
nana*t は長野市を拠点に活動している5人のクリエーターからなるユニットです。座布団、ペット用品、トートバッグやTシャツなど、身近な生活にある題材に、これでもかっ!ていうくらい遊びのアイディアを加えて楽しく使える物を創ってしまう人たちです。
どんな題材でも見事に、5人それぞれの個性、持ちネタ、アイディアやセンスが面白く組み込まれたいろいろな形を創ってしまいます。面白いだけではなくて実用性も抜群。我が家でもいくつか、nana*tグッズが毎日の生活の中で使われています。
会場である『パインズランチョネット』は、別荘の集まっている森の中心・六本辻から軽井沢銀座、旧軽ロータリーへ抜ける離山ロードの途中にあります。軽井沢教会などがある古くからの軽井沢別荘地の中心街、針葉樹の森を抜けると最初にある瀟酒なカフェです。

今では全国規模、各地いろいろな場所で企画展を開催しているnana*t ですが、各地への巡回展示を始める最初の企画展になった『tote2005-2006』から、この軽井沢『パインズランチョネット』での展示は毎年開催されているようです。毎年です。すごいですね。
5年目の今年は「ふくろ展」。

『パインズランチョネット』店内あちこちに、楽しいいろいろなバッグが並んでいます。

袋、バッグとなれば主な素材は布。やはりアオキタカエさん作品に目が留まります。
膨大な布素材の中からかわいくて個性的な布作品をたくさん生み出してきているアオキさん。これまでもものすごい量の素晴らしい仕事を重ねてきています。アオキさん作品、けっこう好きです。

個人的に一番人気はこれ。グリーンのキリンゴのバッグ。
nana*t のリーダー・中沢定幸さんの『変キャラ』が発展、洗練された複合キャラシリーズとでも言えるでしょうか。中沢さんの変キャラのアイテム数は相当なものがありますが、けっこう変態的で笑えるものが多く、きっと、その中から、ポップで洗練されたものがこういう形で製品になって来るのですね。このあたりは今度ちゃんとお話をうかがってみたいものです。

他にも「うさりんご」とか「うさだるま」とか、いろいろあります。
タグを見ると『ZUGAYA』とあります。これが中沢さんのプロジェクト。いろいろな方法で布素材にして、アオキさんがバッグとして仕上げているようです。

今回はnana*t の5人のメンバーに加えて、3人の作家の方が参加しています。いろいろな形の、いろいろな用途の、いろいろな絵柄のバッグが集まっています。バッグ、「ふくろ」という切口だけでこれだけいろいろなバリエーションが生まれるのですね。
楽しいです。

nana*t の「軽井沢 ふくろ展 2009」。
軽井沢町旧軽井沢のパインズランチョネットにて。
9月6日まで!
